軍隊では、特殊作戦だけでなく、日常生活にも役立つ豆知識やスキルを身につけることができるのは知っていましたか?ここでは、軍隊の人たちから習得できると聞いたスキルをいくつか紹介します。

  1. 厳しい状況下でも生き残ることができる

平和な現代において、サバイバルマニュアルが必要になることはまずないと思いますが、備えあれば憂いなしです。万が一に備えて、スマホにマニュアルをダウンロードしておきましょう。火の起こし方、危険な動物への対処方法など、サバイバル術をプロから学びましょう。

  1. どこでも美味しいコーヒーを飲める

美味しいコーヒーの作り方を軍隊から学ぶ?と疑問に思われるかもしれませんが、いろんな場所を転々とする軍隊の人たちは、なんでも即興で作る方法を知っているのです。元海兵隊員でコーヒー本のライターとなったマイケル・ハフト氏とハリソン・スアレス氏は、キャンプ時でも、カフェインが急に必要になった時でも、旅先で美味しいコーヒーを淹れるためのテクニックを公開しています。

  1. 溺死の症状を認識する

溺死と聞くと、死に近いため明らかな症状があると思われがちです。がしかし実際には、瀕死の症状はわかりにくく、皆さんが期待するような派手で騒々しいものではありません。沿岸警備隊によると、適切な知識を得ていれば、瀕死のサインをすぐさま察知し、救助を求めるタイミングや行動を起こすタイミングを知ることができるそうです。ちなみに、水難救助の際には、「リーチ、スロー、ロウ、ゴー(reach・throw・row・go)」を忘れないでくださいね!

  1. 自分の体力レベルを見極める

なにかの事故に巻き込まれ、痛みや症状が出てきたら、海兵隊がおすすめする体力測定により、自分の体力がどの程度なのかを確認しましょう。3つの行動(懸垂、腹筋、3マイルを2時間以内に走る)を行うことで、海兵隊かどうかにかかわらず、現在の体力レベルがわかり、今後どう行動するかの参考になります。

  1. 「嫌な状況であることに慣れろ」

これはスキルというよりも、少なくとも覚えておきたい名言(マインドハック)です。考え方を変えて、嫌な状況に慣れれば、どんなことにも柔軟に対応できるようになります。必ずしも物理的に危険な状況に限らず、人生で遭遇する苦しい状況にも思い出すといいでしょう。

  1. フォーマルなシャツは、きちんとパンツの中に入れる

袖が膨らんだシャツは、もはやファッショナブルではありません。より見栄えの良い、無駄のないルックにするためには、ミリタリーシャツをピシッと引っ張り、パンツの中に入れましょう。詳しい方法(さらに、その他のシャツの着こなし方)については、Youtube動画を参考にしてみてください。

  1. 軍隊流シャワーの浴び方で省エネ・省コストを実践する

シャワーが好きな人は嫌がられるかもしれませんが、節水に貢献しつつ、水道代が数百円節約できるので、関心のある人はぜひ試してみてください。その方法は、体が十分に濡れたところでシャワーを止め、泡を立ててから再びシャワーを出し、洗い流すというものです。シンプルで特におもしろくはないですが、理にはかなっていますよね。

  1. 時差ボケは食事で解消する

長時間におよぶ移動では、時差ボケになりませんか?到着してから何時間も体調がすぐれないことほど、イライラすることはないでしょう。そこで、アメリカ国防総省は、時差ボケ防止に有効であることが軍の研究で証明された「時差ボケ対策 食事メニュー」を作成しました。これは4日間にわたる食事で、ごちそうと半断食を交互に繰り返すというものです。